杉の舎「仙人村」は、世界自然遺産の島「屋久島」にある小さな工房・ギャラリーと体験の場所です。併設のお宿「仙の家」とともに在りし日の島人の暮らしを楽しめる小さな村のような場所を目指しています。
「仙人さんの箸づくり」をはじめとする木工体験だけではなく、屋久杉工芸作品ギャラリーのほか、お店では屋久杉を使ったオリジナルの小物・お土産品も置いていますので、島内観光や登山の合間・雨の日にも気軽にお立ち寄りください。
すぐ横を流れる白谷川の源流は「白谷雲水峡」
縄文杉とともに人気の屋久島を代表する美しい苔の森です。
白谷川の花崗岩の川床は白く、水は透明、少し深まるとエメラルドグリーンに光ります。
川辺には屋久島の里地を象徴する照葉樹林が今も残ります。
仙人村はそんな環境の残る白谷川のほとり、集落の中心部から少し離れた静かな場所にあります。
ほんの数分ほどの距離にこんな原生的な自然が残るのも屋久島の魅力の一つです。
屋久杉は仙人のような存在。
屋久島に自生する樹齢千年以上の杉だけが屋久杉と呼ばれます。
屋久杉という特別な木に出会い長年向き合う時、
それは単なる樹木・素材ではなく、「山の人=仙人」のように思える存在であるとの思いから、屋久杉のことを「仙人さん」と呼ばせていただいてます。
屋久杉工芸職人
杉の舎「仙人村」代表 中島政信
法隆寺が建てられた頃
私は芽生えました
雨を受け
風に磨かれ
幾万回の朝日を仰ぎ
幾筋も虹を数えて
千年余り・・・
その後 雷に倒れ
雨に沈み
苔をまとい
雪に守れられること数百年・・・
歳月を刻み込んだこの姿は
人の手に触れ ここに立ち
朽ちてこそ尚
輝きを増しております
【白谷雲水峡へ向かう途中・白谷橋の横】
〒891-4205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦2567-2
【お車にて】
【宮之浦港】より約5分、【屋久島空港】より約15分、【安房港】より約25分、(駐車場完備)
【バスの場合】
「白谷雲水峡行き」バス、バス停【牛床公園】から徒歩約1分